2013年7月27日土曜日

ポートランドの「グラウラー・ステーション」


以前に本ブログと「生ビールブログ」でグラウラーのことを紹介しました。簡単に言いますがグラウラーは生ビールを入れてテークアウトする容器です。ようするにフタを閉める64オンスの大瓶です(金属、セラミックのグラウラーもあります)。瓶・缶で提供されないクラフトビールを家または外で飲めることが大メリットである。ですから特別な限定ビールでもピックニックなどで頂ける。いいアイデアです!


オレゴン ポートランド ビール グラウラー
オレゴンでよく見える場面:グラウラーフィリング














オレゴンでは沢山の醸造所やビールショップはグラウラーを売っています。お客さんは好きな生ビールを選択してお店のスタッフはグラウラーにクラフトビールを注いでくれる。お客さんはグラウラーを持って帰ってビールを飲む後に空グラウラーでお店へ戻って新たらにフィルアップしてもらいます。

それは通常のシステムですが今年の5月にポートランドでニューコンセプトが誕生しました: 「グラウラー・ステーション」。



オレゴン ポートランド ビール グラウラー
メインはグラウラー!
















グラウラー・ステーションというのはグラウラーにクラフトビールを入れる専門店です。瓶・缶ビールも販売しますが主なビジネスはグラウラー向けになります。もっと詳しくを説明するとタップが沢山ありますがテーブルとバーサービスがほとんどない。その変わりお客さんはカウンターでクラフトビールを注文してグラウラーを渡す。グラウラーにビールを入れてもらってからお客さんはお金を払ってお店から出る。全てのプロセスが5分以内に終われます。


オレゴン ポートランド ビール グラウラー
知っていた?昔のバケッツでした。





















なお、ポートランドの「Tin Bucket」というグラウラー・ステーションにも一つのスペシャルポイントがあります。グラウラーにビールを注ぐ機械は凄いです。その機械はビールの味を長く守るため、対酸化機能が付いています。ビールを注ぐ前に機械は二酸化炭素をグラウラーに入れて酸素を追い出す。そして酸素は再びグラウラーに入らないようにビールをグラウラーの内面に薄く流してフィルされる直前に機械がビールの上に二酸化炭素の層を置きます。

超ハイテックな機械





















少し説明しにくいですからこのビデオご覧下さい(ビデオは英語でコンテンツが詳しい過ぎるかもしれません):



フタを閉めてグラウラーを2ヶ月間に置いてもビールの美味しさが守られます。ですから今度オレゴンに来て日本へ珍しいクラフトビールを持って帰りたかったらグラウラー・ステーションへ寄ることは正解です!

Tin Bucket
3520 N. Williams Avenue
Portland, OR 97227
(503) 477-7689


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