2012年4月7日土曜日

複雑なオレゴンビール

3年前に近所のパブでフォート・ジョージブルワリーの「シックスティーン・チャペル」というビールを始めて飲みました。「ベルジャンIPAだよう」とバーマンに言われてそのビールスタイルは初耳でした。とにかく、素晴らしい味でした。しかし、その時以降醸造所へ行ってもシックスティーン・チャペルは中々手に入りませんでした(超限定ですから)。

でも今週、3年ぶりにシックスティーン・チャペルを発見した。近所のスーパーで一本しか残りなくてすぐにゲットした。やっぱり相変わらず美味しいでした。

ベルジャンIPAですから久しぶりのチューリップ・グラズを。。。





















その美味しさをよく調べると「さすが難しい作業が好きなフォート・ジョージだ」と思った。つまり、ベルジャンIPAはかなりややこしいなスタイルだそうです。IPAのようにホップをたっぷり使用するけどベルギーのイースト(酵母)で発酵する。ですからブルーワーのチャレンジはホップの苦みとベルギー・イーストが出すスパイスの香り(エステル)のバランスをとることである。


オレゴンのビール、ベルギー風のラベル














でもフォート・ジョージはそれで満足しない。発酵後にビールをバーボン樽に入れてホップとローズヒップを加えて熟成します。面白いですなぁ。

その結果にアロマ、口に含む味、後味のコンビは複雑で珍しい美味しいさが楽しめる。も一本を飲むため又3年待ってられない!

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