2014年1月18日土曜日

ゲスト・ブロガー:オレゴンビールファンのYoshiさん


オ州酒ブログの読者の皆様こんにちは!この度、レッドさんからゲストブロガーのオファーを頂いたYoshiといいます。

空港で偶然レッドさんと遭遇。なんと飛行機も同じという。世の中狭い!




















僕は2005年にポートランドへひょんなきっかけで来る事になり、毎日酔っ払いすぎて帰る日を忘れてしまっているヘンテコ大阪人です。
詳しい自己紹介は以下のリンクが詳しいので、興味のある方はそちらを見てください(書かれたのは2010年ですが今もやってることは同じなので)


今回はこれまでのアメリカ・ポートランド生活で受けた衝撃もとい笑撃と、ビールとBEERの違いといいますか、日本とアメリカの飲み環境の差異を少し紹介できたらと思います。


2005年の桜舞う4月、ポートランドに降り立った僕は旅の疲れを癒すべく愛するビールを求め夜の街へ出たのでした。そして入ったBar、注文を取りに来たブロンドヘアーのお姉さんにドキドキしつつ、
YoshiBeer, please! (生1つ!ジョッキで!)
姉ちゃん「What kind??
心の中で始まる問答。種類ってビールはビールやんけ。発泡酒?第三のビール?そうか!僕の英語が通じてないのだ!気を取り直し、
YoshiBeer, please! (生1つ!ジョッキで!)(かなりゆっくり)
姉ちゃん「Yeah, what kind??
駄目だ!何かがおかしい!そして勇気を出してアメリカ本土での初の疑問文を
YoshiWhat kind??
姉ちゃん「Oh, look at this!
と言って目の前に出されたBeer menuをみてびっくり!ビールと言ってもたくさん種類があったのです!

こんなに種類があって、しかも何がどんな
味か分からなかった当時(遠い目…)























最近でこそ日本でも色々な種類のビールを飲める環境になってきましたが、当時の僕にはビールはビール。まさかIPAPale AleAmberなんて思いもよらないのでした。そしてここからビールの種類と造ってるBreweryとその味の違いを覚える作業が始まったのでした(仕事しろ!!)

僕の場合は色んな種類ほとんど好き嫌いなく飲めるのですが、日本人の友人を見ていると僕みたいに「何でもOKタイプ」と「特定の種類(日本のビールに近いラガースタイルが多いです)が好きなタイプ」に分かれるようです。
久しぶりに「生1つ」と声を大にして言ってみたいですねー。
もう一つ面白い違いと言えばビンカンの違いでしょうか。アメリカ人はビールの味に「敏感」だよーって訳ではなく、ここでは「瓶」と「缶」の違いです(スベってませんよ…)
日本だと僕のいた当時(今もそうだと思いますが)、コンビニなどでビールを買うとその大半は缶で売られていると思います。ところがアメリカでの主流は瓶なのです。

コンビニやスーパーではもう少し小さい瓶で6本セットの6-pack
主流です。写っているお兄さんは映り込んだだけのハンサム君です。





















超大手の会社(Budweiser, MillerCoors )は缶で売っていることが多いですが、中規模の会社以下は殆どが瓶で販売しています。最近は流通の関係や色々な事情のためか缶で売るBreweryも増えてきましたが、瓶が主流であることは変わらないのが実感です。
ちなみにビールを買うとBeer Depositと言って5セントが酒税のように徴収されます。この5セントは大きなスーパーなどにあるリサイクルのマシーンに持っていくと返金されるシステムです。この制度を最初に導入したのはポートランドがあるオレゴン州なのです。ビール熱の高さが垣間見れるエピソードではないでしょうか!?

最後にレッドさんからのリクエスト。僕の好きな飲み屋さんを紹介してとのことですので、少し面白い視点で紹介しようと思います。

第三位・ROGUELAURELWOOD

理由はポートランド国際空港の中にBrew Pubを出しているから。空港の中でもおいしい地ビールが飲めるなんていいと思いませんか!?このようなPubはポートランドのほかにもデンバー空港内になるNewBelgiumやメイン州のポートランドにあるSHIPYARDなど他にもあるので、乗り換え待ちを楽しむ方法として探してみては如何ですか?

()ROGUE オレゴン州・ポートランド空港店 (右)LAURELWOODオレゴン州・ポートランド空港店




 
          

(左) NewBelgiumデンバー空港店() SHIPYARDメイン州・ポートランド空港店




                         

第二位・ポートランドに点在するタップルーム

色んな種類を一つの店で同時に楽しみたい!そんな贅沢な欲求を持つポートランドのBeer Geekの心を躍らせるような店がポートランドには数店舗あります。
ドラフトビールで常時20種類ぐらい揃える店もあれば、瓶や缶を売りつつその場でも飲ませてくれる所など。4人のグループで13種類のビールをみんなでシェアすれば一回で12種類も飲めちゃいますよ!みたいな算数が理論上成り立ちます。といっても完全制覇には途方も無い日数がかかることが予想されるので肝臓君と要相談ですね!

(左上)BAILEY’S TAPROOM (左下)APEX はドラフトビールを(右上)
IMPERIAL TAPROOM (右下)BEER MONGERS
は瓶ビールを多数楽しめる場所です





















そして栄えある第一位

理由は…、早い話が僕の行きつけです。

My second house! 最低週に3回は出没します。




















うれしいことに店員さんの殆どと面識があるうえになんと「Yoshi Tab」という僕専用の物まで出来てしまいました(Tabは基本的に数字で表示されるテーブルごとに割り当てられた番号なのですが、面が割れてるのでそんなの関係ねぇです!!すばらしい!!)。酒飲みなら誰でも自分の行きつけを作りたいものです。アメリカという異国で行きつけを作ってしまったのは嬉しいやら恥ずかしいやら。まぁ、僕がどれだけこの店でビール(=お金)を消費したかはご想像にお任せします…。

行きつけの証!Yoshi Tab!




















ポートランドはシアトルやロサンゼルス、サンフランシスコの影であまり目立ちませんが食や文化、そして自然などとても豊かな所です。この穴場でおいしいビールを飲みに来てみませんか??幸いにもオ州酒ブログにはたくさんの飲み屋さんの情報満載です。是非参照してみてください!!

最後に、素敵な機会を与えてくれたレッドさんに感謝を込めてProst! (ってドイツ語かい…)

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